2023年09月16日
レースセンサー配線カスタマイズ編。
今年の3月ごろのお話なんですがネオ・ファンタスティックのハリケーン五十嵐さんから一本のお電話があったんですね。
また面倒くさい…ゲフンゲフン…やりがいのあるお仕事かとお話をお伺いしますと、あるギタリストが北九州にライブに来るので当店を紹介したいとの事でした。
僕が過去に改造した五十嵐さんのギターにご興味を抱いていらっしゃるそうで、光栄にもお仕事までいただけるそうです。それはもう是非という事で話が進み、五十嵐さんが時間を調整してくださいましてご来店いただきました。
ご挨拶もそこそこにご依頼の内容をお伺いしますとピックガードアッセンブリーの配線作業のお仕事でした。レースセンサーが4つという珍しい仕様ですがサウンドバリエーションを増やすためにボリュームとトーンの間にスイッチを2つ増設してくださいとの事です。
こちらが持ち込まれた当初の配線。少々心もとない部分もありますのですべて配線し直します。プロの現場では何より信頼性が重要です。
完了!見た目より信頼性とメンテナンス性を重視した配線です。(何がどうなってるかは秘密)
当日の夜、ライブ後の楽屋にお邪魔しまして仕上がりをチェックしていただきます。ロックスターのオーラに過去イチ緊張する瞬間でした。
((;´・ω・`)ドウデショウ?
ROLLYさんからのご依頼でした!
無事にOKが出ましたのでこのあとのギターへの取り付けはROLLYさんご自身で行っていただきます。
その後このピックガードアッセンブリーは無事に取り付けられてROLLYさんの教則本の表紙を飾りました。ご紹介くださったハリケーン五十嵐様に厚く御礼申し上げます。
(*ˊᵕˋㅅ) アリガトウ ゴザイマシタ♪
そのROLLYさん、本日9月16日に地元北九州のミュージシャン達と共にリバーウォーク北九州の紫川親水広場でイベントに出演です。
↑詳しくはこちらをどうぞ。
ネオ・ファンタスティックと共に大トリで18:55ごろに出演予定です。時間的に日も陰って暑さも和らぐと思いますので何とぞお誘いあわせの上ご来場賜りますようお願い申し上げます。
僕が過去に改造した五十嵐さんのギターにご興味を抱いていらっしゃるそうで、光栄にもお仕事までいただけるそうです。それはもう是非という事で話が進み、五十嵐さんが時間を調整してくださいましてご来店いただきました。
ご挨拶もそこそこにご依頼の内容をお伺いしますとピックガードアッセンブリーの配線作業のお仕事でした。レースセンサーが4つという珍しい仕様ですがサウンドバリエーションを増やすためにボリュームとトーンの間にスイッチを2つ増設してくださいとの事です。
こちらが持ち込まれた当初の配線。少々心もとない部分もありますのですべて配線し直します。プロの現場では何より信頼性が重要です。
完了!見た目より信頼性とメンテナンス性を重視した配線です。(何がどうなってるかは秘密)
当日の夜、ライブ後の楽屋にお邪魔しまして仕上がりをチェックしていただきます。ロックスターのオーラに過去イチ緊張する瞬間でした。
((;´・ω・`)ドウデショウ?
ROLLYさんからのご依頼でした!
無事にOKが出ましたのでこのあとのギターへの取り付けはROLLYさんご自身で行っていただきます。
その後このピックガードアッセンブリーは無事に取り付けられてROLLYさんの教則本の表紙を飾りました。ご紹介くださったハリケーン五十嵐様に厚く御礼申し上げます。
(*ˊᵕˋㅅ) アリガトウ ゴザイマシタ♪
そのROLLYさん、本日9月16日に地元北九州のミュージシャン達と共にリバーウォーク北九州の紫川親水広場でイベントに出演です。
↑詳しくはこちらをどうぞ。
ネオ・ファンタスティックと共に大トリで18:55ごろに出演予定です。時間的に日も陰って暑さも和らぐと思いますので何とぞお誘いあわせの上ご来場賜りますようお願い申し上げます。
littlestone5014 at 15:07|Permalink│Comments(0)
2023年09月05日
ギブソン レスポールスタンダード カスタマイズ編・その4
一日が終わるのがあっという間で気付くともう9月です。昼間は暑いですが朝晩は幾分すごしやすくなってきましたね。
アキガ チカイネ (*´ᗜ`)ㅅ(ˊᗜˋ*) ネー
個人的な用事が忙しくてブログもなかなか更新できませんでしたが少し落ち着いたので久しぶりに更新です。(日誌と言いつつほぼ月刊になってます…)
前回からのレスポールですがいよいよ最後のナットの溝切り。他が良くてもナットが駄目だと台無しです。楽器のクオリティを決定づける重要な部品ですが何度やっても難しく感じる作業です。
いつも気持ちを落ち着けて平穏な精神状態で作業しています。(雑念が入るとあからさまに仕上がりが悪くなるので)
駆け出しの頃は時間ばかり取られていましたが今はそれなりに経験を積んだおかげでかなり早く出来るようになりました。
弦高調整やオクターブチューニングを施して完成です。シールディングのおかげで非常にノイズレスになりました。
背の高いフレットなので長く使えそうです。
フレットのエッジはこんな感じです。バインディングの角も痛くない程度に少し落としています。
長期のお預かりとなってしまい申し訳ございません。ご依頼ありがとうございました。
オセンベイ(*- -)(*_ _)アリガトウゴザイマシタ
アキガ チカイネ (*´ᗜ`)ㅅ(ˊᗜˋ*) ネー
個人的な用事が忙しくてブログもなかなか更新できませんでしたが少し落ち着いたので久しぶりに更新です。(日誌と言いつつほぼ月刊になってます…)
前回からのレスポールですがいよいよ最後のナットの溝切り。他が良くてもナットが駄目だと台無しです。楽器のクオリティを決定づける重要な部品ですが何度やっても難しく感じる作業です。
いつも気持ちを落ち着けて平穏な精神状態で作業しています。(雑念が入るとあからさまに仕上がりが悪くなるので)
駆け出しの頃は時間ばかり取られていましたが今はそれなりに経験を積んだおかげでかなり早く出来るようになりました。
弦高調整やオクターブチューニングを施して完成です。シールディングのおかげで非常にノイズレスになりました。
背の高いフレットなので長く使えそうです。
フレットのエッジはこんな感じです。バインディングの角も痛くない程度に少し落としています。
長期のお預かりとなってしまい申し訳ございません。ご依頼ありがとうございました。
オセンベイ(*- -)(*_ _)アリガトウゴザイマシタ
littlestone5014 at 20:06|Permalink│Comments(0)
2023年08月02日
ギブソン レスポールスタンダード カスタマイズ編・その3
梅雨も明けて毎日暑い日が続きますね。いつの間にか季節はすっかり夏でございます。
(("Q(´・ω・`;) アツイネ…
7月は忙しすぎてブログの更新が一度も出来ませんでした。久しぶりの更新です。お待たせしました。(待ってる人いる?)
前回フレットの打ち込みが終わったレスポールはすり合わせの作業です。かなり正確に打ち込めたのでほとんど必要なかったのですがまぁ念のため。
エッジも丸めます。ここは職人さんによって考えが色々あるのですが当方では角を最小限に丸めています。(出来るだけフレットの有効長が活かせるようにしています)
最後にコンパウンドで研磨します。ピカピカ。
次は電装系の組み込み作業です。ピックアップはお持ち込みのセイモアダンカンの物に交換します。
ピックアップを取り付ける前に先に塗っておいた導電塗料をアースに落とします。
アース線はフロントPUキャビティ→リヤPUキャビティ→コントロール部分へと繋いでいきます。何度も言ってますが導電塗料はアースに落とさないとまったく意味がありません。(と言うか逆効果)
先ほどのピックアップキャビティからのアース線はブリッジアンカーからの弦アース線に繋いで、そこからもう1本出してジャックからのシールド部分(グランド)に繋いでいます。
こうしておくと後で整備が必要になった時にユニットが外に出しやすいです。(ギブソンの弦アース線は通常フロントボリュームのポットにハンダ付けされていますが必要最小限の長さしか無いので)
こちらはコントロール部分の全体像。コンデンサーも定番のオレンジドロップに変更です。
PUセレクタースイッチが収まる部分はこんな感じ。
コントロールプレートの裏にはノイズシールドの為のアルミテープを貼ってます。このアルミテープはキャビティのネジ穴部分の導電塗料を塗っている所からアースに落とされます。
ジャックのホット側端子に絶縁のテープを貼っておきます。ジャックが収まる部分にも導電塗料を塗っていますので万が一に備えてです。(まだ続く)
(("Q(´・ω・`;) アツイネ…
7月は忙しすぎてブログの更新が一度も出来ませんでした。久しぶりの更新です。お待たせしました。(待ってる人いる?)
前回フレットの打ち込みが終わったレスポールはすり合わせの作業です。かなり正確に打ち込めたのでほとんど必要なかったのですがまぁ念のため。
エッジも丸めます。ここは職人さんによって考えが色々あるのですが当方では角を最小限に丸めています。(出来るだけフレットの有効長が活かせるようにしています)
最後にコンパウンドで研磨します。ピカピカ。
次は電装系の組み込み作業です。ピックアップはお持ち込みのセイモアダンカンの物に交換します。
ピックアップを取り付ける前に先に塗っておいた導電塗料をアースに落とします。
アース線はフロントPUキャビティ→リヤPUキャビティ→コントロール部分へと繋いでいきます。何度も言ってますが導電塗料はアースに落とさないとまったく意味がありません。(と言うか逆効果)
先ほどのピックアップキャビティからのアース線はブリッジアンカーからの弦アース線に繋いで、そこからもう1本出してジャックからのシールド部分(グランド)に繋いでいます。
こうしておくと後で整備が必要になった時にユニットが外に出しやすいです。(ギブソンの弦アース線は通常フロントボリュームのポットにハンダ付けされていますが必要最小限の長さしか無いので)
こちらはコントロール部分の全体像。コンデンサーも定番のオレンジドロップに変更です。
PUセレクタースイッチが収まる部分はこんな感じ。
コントロールプレートの裏にはノイズシールドの為のアルミテープを貼ってます。このアルミテープはキャビティのネジ穴部分の導電塗料を塗っている所からアースに落とされます。
ジャックのホット側端子に絶縁のテープを貼っておきます。ジャックが収まる部分にも導電塗料を塗っていますので万が一に備えてです。(まだ続く)
littlestone5014 at 19:57|Permalink│Comments(0)