モーリスTC-2 フレット(部分)交換編・その2。EVHピックアップ交換編・その2。

2020年08月12日

EVHピックアップ交換編・その1。

エレキギターのカスタマイズで圧倒的に多いご依頼はやはりピックアップ交換でしょうか。

その中でもHR/HM系の方からのご依頼は特に多いです。(なぜかジャズやカントリー、ブルース系の方からのご依頼は少ないです)
ナンデ?(*¨) (¨;)ワカンナイ
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今日はそんなHR/HMプレイヤーからのご依頼。EVHのウルフギャングです。

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こちらはエディーモデルとしては珍しいトレモロレスのTOM(Tune-O-Matic)仕様のウルフギャングカスタムです。

TOMに加えてミディアムスケール、ブロックインレイ、メイプルトップ、マホバック、セットネックとギブソンっぽいスペックです。

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ダイレクトマウントではなくエスカッションマウントなのもエディーモデルとしては珍しいです。

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ウルフギャングの興味深い点の一つにトグルスイッチの向きが挙げられます。

通常は上側でフロント、下側でリヤですがウルフギャングはこれが逆さまになっています。諸説ありますがライトハンド(おじさんはタッピングとは言いません)の時にスイッチノブが手に触れにくいように…という説が有力です。

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とは言え一般的なトグルスイッチに慣れている人にとっては違和感があるのも事実。うっかり切り替えを間違えるかも知れません。

今回ピックアップ交換と併せて上側がフロント、下側でリヤのごく普通の配線パターンへの変更もご依頼いただきました。

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こちらがコントロール部分。
アメリカ製とは思えない(失礼)非常に几帳面でキレイな配線です。今回はポット、ジャック、コンデンサーすべて交換します。

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どんどん分解します。あとで元に戻す事もあるかも知れませんのでポット回りは極力配線を繋いだ状態で抜き取ります。

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ここで今回交換するピックアップの登場です!はいドーン!EMGのザック・ワイルドセット!
ザーーーー∩゚ω゚∩ーーーーック!

フロント85+リヤ81の組み合わせはいつからかザックセットと呼ばれるようになり、遂にはEMGからザックのシグネチュアモデルとして発売されるに至りました。EMGのシグネチュアシリーズの中では現在でも人気のセットです。



「ザック・ワイルドって誰?」という方はこちらの動画をどうぞ。
((↑\o( ・_・) コレ

ジェイク・E・リーの後任としてオジーオズボーンに加入したのは有名なお話。当時は中性的で細身なルックスの人だったんですが、いつの間にかものすごくマッチョな風貌に変わりましたね。(続く)


littlestone5014 at 19:44│Comments(0)

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