2018年12月07日

弦の張力ってすごい。

プレオープンから十日が経過しました。
なかなか予定通りに事は進まずグランドオープンはまだもう少し時間が掛かりそうな予感です。
ダイジョウブナノ? (* ゚∀゚)っ ( ̄▽ ̄;) マァ アセルナ。DSCF3451
そう簡単に行かない事は想定していたので慌てません。時間のある時にブログ更新です。
↑前回のRGZのブリッジですがさらに分解していきます。次はサステインブロックを外してみましょう。

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外れました。なかなか複雑な形状ですね。
見た目の割には軽かったです。(重量は測ってません…)

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サステインブロックを外したところでベースプレートのチェックです。

本家のフロイドローズに比べると板厚が薄く、曲がっているような気がしたのでスケールを当ててみるとやっぱり曲がってました。

これは裏からスケールを当てているのですが赤丸で囲ってある所が浮いてますね。
長年の弦の張力で曲がったものと思われます。(レスポールのブリッジもよく曲がってる)

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これを曲げ直すのは現実的ではありませんし、仮に修正できたとしてもまた元に戻る可能性は大きいです。

という事でベースプレートはそのままにしておいて(もうこれ以上は曲がらないと思うので)サドルの下にスペーサーを敷いて帳尻を合わせます。
都合よくフロイドローズ用のスペーサーがそのまま流用できました。

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次は6個とも無くなってしまったファインチューナーです。
ヤマハ純正パーツはすでに供給終了でフロイドローズ用も流用不可能でした。
さてどうしたもんかとカタログをあれこれ探っていたらスカッドのファインチューナーボルトのネジピッチが同じでしたので今回はこれを流用します。

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このファインチューナーボルトには抜け止めのリングが付属しています。

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分かりにくいのですがこのリングには一ヶ所切れ目が入っていて押し込むだけで入ります。

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外していた部品をまた元通り組み込んでひとまず完成です。
アーム根元のハウジングがどうにも代用品が見つからずそのままになってしまったのが残念。
アームはサステインブロックにねじ込むスタイルなのでトレモロの操作は可能です。(続く)

littlestone5014 at 20:26|PermalinkComments(2)

2018年12月04日

今できる事を黙々と。

プレオープンから数日経過しました。
忙しい日も閑古鳥が鳴く日もありますが今は出来る事を精一杯やっていくしかありません。
結果が付いてくるかどうかは分かりませんけど。
セイカツ デキンノ?(; ゚ー゚)σ (T.T ; )ガンバルシカナイヨネ…DSCF3444
↑そんな訳でブログも更新しないとね。いよいよ前回のRGZのブリッジです。
こっから分解していきます。自分に取っても興味深いトレモロユニットなので興味津々です。

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こちらが裏側。赤い矢印が弦を通す穴です。
フロイドローズとは違いボールエンドをカットせずそのまま通します。黄色の矢印はイントネーション(オクターブ)調整用のネジです。

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…で、そのイントネーション調整用のネジをひたすら緩めていくとサドルが外れます。
ストラトなどと同じようにスプリングが仕込まれてますね。

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サドルの上に被さっているキャップを外してみます。このキャップが弦を押さえ込む仕組みですね。

フロイドローズはこの押し込みが緩いとアームアップの時に弦が抜ける時がありますが、こちらの構造ですとキャップのネジが緩んでもボールエンドがそのまま活かされていますので弦が抜ける心配がありません。

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サドルを6個とも外しました。
ところでこの赤丸で囲ってある不思議なダイヤルにお気付きの方はいらっしゃるでしょうか。これは指で簡単にくるくる回せます。

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 回すとここから突起が出てきて(ボディ側に接触して)アームアップの可変量を規制する事が出来ます。
まったくゼロにする事も可能、つまりアームアップ出来ないようにする事も可能なんです。
30年近く前にこの構造を考え付くのがすごいですよね。(続く)

littlestone5014 at 00:28|PermalinkComments(0)

2018年11月30日

どうにかプレオープン。

お店の方ですが11月28日にどうにかプレオープン(試験営業)まで漕ぎ着けました。
前職場から退職して42日。金なし、人手なし、車なしの無い無い尽くしでしたので時間が掛かりました。
(;´・д・)ヤット ココマデキタ…
KIMG1325 
↑まだ設備が整っていませんので現時点では簡単な修理、調整ぐらいしかできません。
修理に必要な部品や材料がほんの少ししか無いのです。(持ち込んでいただければ対応できます)

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開店準備に掛かりっきりでブログの更新もしばらくストップしてました。さすがにそろそろ更新しないとね。
今日のブログはRGZのブリッジ編の予定でしたが前回のフレットすり合わせで一つ忘れてた工程があったのでそこから再開します。

こちらに見えるのはウェーブというプラモ用の工具や製作材料のメーカーから出ているヤスリスティックと呼ばれる道具です。

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分厚いプラスチックの板に紙ヤスリを貼り付けただけの物ですがこれが指板の角を丸める作業に大活躍します。テーパーが付いているので幅の広い方はローポジションに…

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狭い方はハイポジションです。24フレットでも余裕の細さです。
プラモやラジコンの道具はギターリペアにも活躍する物が多くて助かります。(過去に模型業界で12年働いておりました)

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それが終ったらオレンジオイルです。シェクターから出ているスクワランオイル配合のオレンジオイルを使います。なんだかお肌にも良さそうですよね。
オレンジオイルに限りませんが指板用のオイルはコットンに含ませて必要最低限を塗り込みます。あまり大量に塗ると指板がふやけてフレットが浮く事が稀にあります。

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セレクタースイッチからノイズが出ていたので分解して内部を洗浄。
このタイプは分解が簡単なので助かります。

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お待たせしました。次は本当にブリッジ編です。(続く)

littlestone5014 at 23:03|PermalinkComments(2)