2018年11月26日

プレオープン間近。

お店の方はどうにかこうにか格好が付いてきましたので今月28日にプレオープンの予定です。
ただしあくまでも試験的なものですので簡単な修理および調整くらいしか出来ません。

電話もネットも開通してませんし修理に必要な部品や弦も現時点ではほとんど在庫がありません。 
プレオープンと言うよりひとまず皆さんに店舗を見てもらってご意見など頂けたらと言う思いであります。 
ミキリハッシャ ダロ?( ・∀・)σ)) (゚ω゚;A) ソウトモ イイマスナ…DSCF3311 
↑そんな訳でブログの更新もなかなか大変なのですがここが踏ん張り所ですね。
先日のRGZはいよいよすり合わせの実作業に入っております。
 
磨り減って低くなったフレットに合わせて他のフレットを削り、全体の高さを揃えるのがすり合わせです。
言葉にすると簡単ですが本当に手間の掛かる作業です。

DSCF3314
赤い丸で囲ってある部分は弦の当たった跡がまだ少し残ってますがこれは後の作業で削り落とせるのでここまで。
無闇に削ると無駄にフレットの寿命を縮めます。

DSCF3316
この作業です。
専用のフレットファイルと呼ばれるヤスリで平らになったフレットの頭をまた元の山型に成型します。
頂点を僅かに残さないといけないのが難しい所です。

DSCF3319
平らに削った面をほんの少し残して角を丸めます。やりすぎも不足もよろしくありません。

DSCF3321
フレットの多いギターは大変。
以前はフレットの頭を油性ペンで塗りつぶしてから行ってましたが今はそのまま削ってます。
この方がぎりぎりまで攻め込めます。

DSCF3440
ペーパーでわしゃわしゃしてからコンパウンドで磨き上げます。
いつか詳しく説明します。

DSCF3441
あとは指板クリーナーで指板を清掃します。
フレットに残った僅かな研磨剤も一緒に落とせます。

DSCF3442
拭き上げたキッチンペーパーはこんな感じ。
綺麗に見えても意外に汚れているものです。

DSCF3443
そんなこんなでネック側は終了。次はトレモロユニットです。(続く)


littlestone5014 at 23:39|PermalinkComments(0)

2018年11月24日

ぼちぼちオープン(の予感)。

いつの間にか11月も終わりが近付いてきました。
開店準備もいよいよ大詰めに差し掛かってまいりましたので何とか今月中にプレオープン(試験営業)させたいですね。
イヨイヨダネ!(●´∀`)ノ (((^^;o)マダ ヨテイダケドネ…DSCF3256
↑前職場では実に様々なギターに出会えました。
その中には昔欲しかったけど買う事が出来なかった憧れのギターもあったりします。
今日のブログのネタはそんなギターです。またもヤマハ。(偶然です)

DSCF3253 
たしか30年ほど前に生産されていたRGZ-Ⅱです。

高校生の頃ヤングギターの広告で知ったのですがその美しいアーチトップボディ(ヤマハはこれを「クリスタルカット」と呼んでおりました)に衝撃を受けました。   

当時6~7万円くらいで販売されてた筈ですが高校生には手が届かず、結局フェンダージャパンの3万円のストラトが最初のギターでした。(今思うと国産でこの値段ってすごいよね)

DSCF3254
トレモロユニットはヤマハ伝統のロッキンマジックプロです。

短命に終わりましたがよく考えられたトレモロユニットです。 
いったん全バラして各部の点検、清掃、調整を行います。ファインチューナーが6個とも無くなっているのでこれもどうにかしないといけません。

DSCF3255   
フレットのすり合わせも行います。
今でこそ24フレット仕様のギターは珍しくありませんが当時はまだ少なかったと思います。
この24フレットまでの演奏性を向上させる為のボディデザインに色んなメーカーが苦労していた時代です。

DSCF3295
フレットのすり合わせの前にヒーター修正を行います。
トラスロッドの調整だけではネックがまっすぐになってくれませんでした。

ただ、ネックのヒーター修正は毎度難しいです。上手くいくかどうかはやってみないと分かりません。
直ったと思ってもまた曲がってしまう事はよくあります。

DSCF3310
ヒーター修正はひとまず成功したので(今後安定するかどうかは時間が経過しないと分かりませんけど…)次はフレットのすり合わせです。(続く)

littlestone5014 at 01:11|PermalinkComments(2)

2018年11月21日

出来ました。

開店準備はまあまあ順調なんですが非常に低予算なので買い物は慎重になりますね。
今日もバスに乗ってホームセンターと電器屋に行ったり来たりです。
アレモイル…(゚゚;)(。。;))((;゚゚)(;。。)コレモイル… KIMG0366 
↑その合間にブログも更新。パシフィカは新しくロックナットの取り付け穴を開け直しました。
今度はばっちりです。

KIMG0367
ほんの少しネジ穴がボディ側に寄っているのが分かるでしょうか。
これは失敗した訳ではなくて取り付けのネジを締め込んだ時にロックナットが0フレットに密着するようにです。えぇ、気分の問題ですけどね。

KIMG0372

あとは組み込みです。いきなり完成! 

25年くらい前でしょうか、パシフィカにもフロイドローズ搭載モデルがありまして(正確にはフロイドローズのライセンス品。恐らく今は無きタケウチ製)当時のハイテクギタリストがよく使ってました。

ブルース・サラセーノ、マイケル・リー・ファーキンス、スティービー・サラスがヤマハの広告に出ていましたので何となく記憶にある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

KIMG0375
ロックナットの取り付けは最終的にこんな感じになりました。
真上から見るとなかなか良い感じです。

KIMG0376
しかし前からみるとやや強引な取り付けなのが分かりますね。

窮屈な取り回しなのでトラスロッド調整はちょっと大変です。ロックナット下のスペーサーは一枚敷いてます。
高さが欲しい時はもう一枚追加して、低くしたい場合は抜けばOKです。

KIMG0377
 
ブリッジ周りはこんな感じ。80年代のLAメタルブームをリアルタイムで体験しているのでこのルックスは最高です。
カッコイ━━ヾ(*・∀・)ノ━━イィィ!!!

今回ベースとなったパシフィカはエントリークラスのギターですがとてもハイエンドな感じがします。(しませんか?)
昔パシフィカの921が欲しくていつか買おうと思ってたらいつの間に生産打ち切りになってしまったので個人的に一本製作したいですね。

KIMG0378
ブリッジ周りを違う角度からもう一枚。落とし込み加工で低く取り付けできましたのでネックポケットにシムを咬ます必要もありませんでした。

ダンカンのTB-6との組み合わせもバッチリです。見事なハードロックギターに変貌しました。
お客さんにもご満足いただけたようでほっと胸を撫で下ろすのでした。(おしまい)

littlestone5014 at 20:38|PermalinkComments(2)