2020年03月
2020年03月27日
フライングV レストア編・その3。
このご時勢に仕事が途切れないというのはありがたいです。今日も全力で作業しております。
(((□〆(`・ω´・)ノ〇))・゚・オリャー‼

ブログ更新の時間を作業に充てた方が良さそうな気もしますが、作業が煮詰まって頭から煙が出そうな時には気分転換になります。
そんな訳で前回からのフライングVです。ポットやジャックは接点を洗浄したら使えそうな感じでしたが製造されてからの年数を考慮してすべて新品にします。
トグルスイッチは片側に倒すと元に戻らない状態でしたのでこちらも新品にします。(コンデンサーのみそのまま流用)

取り敢えずパーツを降ろします。
ラージピックガードのフライングVは電装パーツが全部ピックガードに付いているので楽ですね。

今回搭載するセイモアダンカンのピックアップです。
フロントにSH-1、リヤにはSH-5を搭載します。通常SH-1にロゴは入りませんが工場出荷時のギターに搭載されるSH-1にはロゴが入ります。こちらはそんなギターに搭載されていた中古品です。
SH-5は新品を取り寄せました。マイケル・シェンカーが一時期使用していた事で有名なピックアップですね。
ソウナノ?(*`・д´・) (´~`*) マッコーリージダイ

ジャックはスイッチクラフト、ポットはボーンズオリジナル、トグルスイッチは国産のアングルタイプです。これらのパーツで配線していきます。

トグルスイッチは新品でもここのネジが緩んでいる事が稀にあるので増し締めしておきます。(過去に接触不良の原因がここのネジの緩みだったという事が実際にありました)

ひとまずポットの配線終了。配線材はソニックのフックアップワイヤーです。
トグルスイッチの端子のすぐ両脇がポットなのでショートしないようにヒシチューブを被せておきます。もしトグルスイッチが緩んで端子がポットの金属部分に触れると音が出なくなります。

それが終わったら今度はピックアップの配線です。
パラレルやタップのスイッチが必要ない場合の4芯ケーブルはこんな感じでまとめておきます。(専門学校で習った)

フロントのケーブルが届くか不安でしたが何とか届きました。リヤは余裕ですが後に別のギターに載せる事もあるかも知れないので切らずに束ねておきます。(続く)
(((□〆(`・ω´・)ノ〇))・゚・オリャー‼

ブログ更新の時間を作業に充てた方が良さそうな気もしますが、作業が煮詰まって頭から煙が出そうな時には気分転換になります。
そんな訳で前回からのフライングVです。ポットやジャックは接点を洗浄したら使えそうな感じでしたが製造されてからの年数を考慮してすべて新品にします。
トグルスイッチは片側に倒すと元に戻らない状態でしたのでこちらも新品にします。(コンデンサーのみそのまま流用)

取り敢えずパーツを降ろします。
ラージピックガードのフライングVは電装パーツが全部ピックガードに付いているので楽ですね。

今回搭載するセイモアダンカンのピックアップです。
フロントにSH-1、リヤにはSH-5を搭載します。通常SH-1にロゴは入りませんが工場出荷時のギターに搭載されるSH-1にはロゴが入ります。こちらはそんなギターに搭載されていた中古品です。
SH-5は新品を取り寄せました。マイケル・シェンカーが一時期使用していた事で有名なピックアップですね。
ソウナノ?(*`・д´・) (´~`*) マッコーリージダイ

ジャックはスイッチクラフト、ポットはボーンズオリジナル、トグルスイッチは国産のアングルタイプです。これらのパーツで配線していきます。

トグルスイッチは新品でもここのネジが緩んでいる事が稀にあるので増し締めしておきます。(過去に接触不良の原因がここのネジの緩みだったという事が実際にありました)

ひとまずポットの配線終了。配線材はソニックのフックアップワイヤーです。
トグルスイッチの端子のすぐ両脇がポットなのでショートしないようにヒシチューブを被せておきます。もしトグルスイッチが緩んで端子がポットの金属部分に触れると音が出なくなります。

それが終わったら今度はピックアップの配線です。
パラレルやタップのスイッチが必要ない場合の4芯ケーブルはこんな感じでまとめておきます。(専門学校で習った)

フロントのケーブルが届くか不安でしたが何とか届きました。リヤは余裕ですが後に別のギターに載せる事もあるかも知れないので切らずに束ねておきます。(続く)
littlestone5014 at 19:59|Permalink│Comments(0)
2020年03月22日
フライングV レストア編・その2。
さて前回からのフライングVですがタッチアップの塗料が乾くまでの間に次の作業です。
ネックの状態を確認しようとトラスロッドカバーを開けてみたのですが…

開けてびっくりロッドナットがありません。
Σ('◇'*)ナイッ!?
カバーがあればが紛失する可能性は非常に低いので、もしかしたら工場で付け忘れたのかも知れません。ロッドのネジ山もフタ山くらいしか出ていないのも不自然です。
(◎`-Å-。) ナニガアッタ?…

どうにかして取り付けますがその前にナットの上面も整形します。(ナットつながり…)

角を丸めて表面も磨きます。
(((φ(.. ) コシコシコシコシ…

元々のロッドワッシャーは分厚いので少し薄い物へ変更します。これでもうヒト山ほどネジが掛けられそうです。
(特に意味はありませんが本家のギブソン風に半月型の物を使ってみました。)

これでロッド周りはOK。余裕もまだまだ十分残ってました。

次はブリッジ回り。
使うのはGOTOHのGE103Bです。ABR-1っぽい外観を保ちつつ、ナッシュビルタイプのようなサドルの可動範囲があります。
新品時のサドルの弦溝はごく浅く目印程度ですのでナットファイルで拡げておきます。

ブリッジにスタッドが付属していますのでこちらも新品に交換。
サムナットを2枚使って合わせナットにしてスタッドを抜きます。専用工具も出てますがこれでも(今の所)不具合を感じる事がありません。

さて次は電装回りです。エレキギターの心臓部とも言えますね。(続く)
ネックの状態を確認しようとトラスロッドカバーを開けてみたのですが…

開けてびっくりロッドナットがありません。
Σ('◇'*)ナイッ!?
カバーがあればが紛失する可能性は非常に低いので、もしかしたら工場で付け忘れたのかも知れません。ロッドのネジ山もフタ山くらいしか出ていないのも不自然です。
(◎`-Å-。) ナニガアッタ?…

どうにかして取り付けますがその前にナットの上面も整形します。(ナットつながり…)

角を丸めて表面も磨きます。
(((φ(.. ) コシコシコシコシ…

元々のロッドワッシャーは分厚いので少し薄い物へ変更します。これでもうヒト山ほどネジが掛けられそうです。
(特に意味はありませんが本家のギブソン風に半月型の物を使ってみました。)

これでロッド周りはOK。余裕もまだまだ十分残ってました。

次はブリッジ回り。
使うのはGOTOHのGE103Bです。ABR-1っぽい外観を保ちつつ、ナッシュビルタイプのようなサドルの可動範囲があります。
新品時のサドルの弦溝はごく浅く目印程度ですのでナットファイルで拡げておきます。

ブリッジにスタッドが付属していますのでこちらも新品に交換。
サムナットを2枚使って合わせナットにしてスタッドを抜きます。専用工具も出てますがこれでも(今の所)不具合を感じる事がありません。

さて次は電装回りです。エレキギターの心臓部とも言えますね。(続く)
littlestone5014 at 19:56|Permalink│Comments(0)
2020年03月17日
フライングV レストア編・その1。
コロナウイルスの影響でほとんどのライブハウスでのイベントは中止になっています。ライブハウスやバンドマンを悪者のように報道するマスコミには困ったものです。
(◎*-Д-σ) パチンコヤノ ホウガ アブナイ
しかし楽器のリペアやメンテナンス、カスタマイズの良い機会と前向きに捉えている方も多いようで、現在過去最高にお仕事のご依頼が増えております。

そんな訳でブログの更新がまた途絶えておりました。
作業の合間を縫いながらポツポツ更新します。今回はこちらのバーニー製のフライングVです。

ピックアップを前後とも交換します。ブリッジは1弦サドルが紛失していますが同じサドルは入手困難ですので丸ごと交換です。

かなり年数が経過していますのでポット、スイッチ、ジャックはすべて交換です。ノブ類も破損、欠品がありますので全部新品にします。

ペグはクルーソンタイプが付いていますがGOTOHのロトマチックタイプへ変更します。リッチー・フォークナーやマイケル・シェンカーのフライングVのようなルックスをご希望です。

取り敢えずペグ周りから作業を進めます。
それまでのネジ穴は使えませんので爪楊枝の外周を研磨した物で埋めてしまいます。ある有名なリペアマンが言うには日本の爪楊枝は非常に品質が高くこういう用途に最適だそうです。

今回はタイトボンドで接着しました。
一晩置いて乾燥したら余分を良く研いだノミで落とします。(分かりにくいと思いますがロトマチックタイプに合わせてペグ穴を10mmまで拡げています)

プラカラーの白にクリアイエローを混ぜて調色したものでタッチアップしておきます。普通のイエローよりクリアイエローの方が個人的には調色がしやすく感じます。(続く)
(◎*-Д-σ) パチンコヤノ ホウガ アブナイ
しかし楽器のリペアやメンテナンス、カスタマイズの良い機会と前向きに捉えている方も多いようで、現在過去最高にお仕事のご依頼が増えております。

そんな訳でブログの更新がまた途絶えておりました。
作業の合間を縫いながらポツポツ更新します。今回はこちらのバーニー製のフライングVです。

ピックアップを前後とも交換します。ブリッジは1弦サドルが紛失していますが同じサドルは入手困難ですので丸ごと交換です。

かなり年数が経過していますのでポット、スイッチ、ジャックはすべて交換です。ノブ類も破損、欠品がありますので全部新品にします。

ペグはクルーソンタイプが付いていますがGOTOHのロトマチックタイプへ変更します。リッチー・フォークナーやマイケル・シェンカーのフライングVのようなルックスをご希望です。

取り敢えずペグ周りから作業を進めます。
それまでのネジ穴は使えませんので爪楊枝の外周を研磨した物で埋めてしまいます。ある有名なリペアマンが言うには日本の爪楊枝は非常に品質が高くこういう用途に最適だそうです。

今回はタイトボンドで接着しました。
一晩置いて乾燥したら余分を良く研いだノミで落とします。(分かりにくいと思いますがロトマチックタイプに合わせてペグ穴を10mmまで拡げています)

プラカラーの白にクリアイエローを混ぜて調色したものでタッチアップしておきます。普通のイエローよりクリアイエローの方が個人的には調色がしやすく感じます。(続く)
littlestone5014 at 20:21|Permalink│Comments(0)
2020年03月04日
ジャズベ カスタマイズ編・その2。
コロナウイルスの影響で学校は休校、ライブイベントも軒並み中止、デマでトイレットペーパーが市場から消えてしまいました。遂に北九州でも感染者が確認されて外出を控えている人が多いのか街は静かです。
(@・´ェ`・) ハヤク オチツイテホシイネ…

そんな状況ですがありがたい事に仕事はたくさんあります。作業があるのでお店は開けてますがさすがにお客さんはほとんど来ないですね。作業の合間にブログも更新します。
前回のジャズベにピックアップ乗せる所からですが今回はどこにも干渉しなかったので楽でした。画像では分かりにくいのですが底面のスポンジも新しい物へ交換してます。

電装回りはこんな感じになりました。今回もポットはボーンズのESPカスタム、ジャックはピュアトーンジャックです。
トーンにスイッチポットを使ってこれで並列と直列の切り替えが出来るようにしています。並列時のコントロールは普通のジャズベと同じですが直列時はフロントボリュームがマスターボリュームとなります。
(国産のミリ規格のポットからインチ規格のポットへ交換したのでコントロールパネルの穴は拡げています)

大雑把な図ですがこれが並列と直列を切り替えるスイッチの配線図です。詳しくは『ジャズベ ターボ配線』とかでグーグル先生に聞いてください。
前回フロントピックアップのシールド線をコールドとは別に出した訳ですが、こうしておかないと直列時にノイズが入るのがお分かりでしょうか?

今回も弦は頑固弦をご指名いただきました。
( ´∀`)ノ アリガトウゴザイマス
※2022年9月26日追記・現在は頑固弦の取り扱いを休止しております。

スケールが34インチなら切らなくても実に丁度良い長さです。若干の余裕がありますので裏通しでも問題なさそうです。
ただロトマチックタイプのペグでポストの径が細い場合は少し切った方が良いかと思います。

弦高等を調整して完成。こちら側からは見えませんがネックジョイントプレートは前回と同じくフリーダムカスタムギターリサーチのトーンシフトプレート3mmです。

ブリッジも前回と同じフェンダーのHiMassベースブリッジです。いかつい感じの見た目に仕上がりました。こちらもライブで活躍してくれそうです。ご依頼ありがとうございました。
(@・´ェ`・) ハヤク オチツイテホシイネ…

そんな状況ですがありがたい事に仕事はたくさんあります。作業があるのでお店は開けてますがさすがにお客さんはほとんど来ないですね。作業の合間にブログも更新します。
前回のジャズベにピックアップ乗せる所からですが今回はどこにも干渉しなかったので楽でした。画像では分かりにくいのですが底面のスポンジも新しい物へ交換してます。

電装回りはこんな感じになりました。今回もポットはボーンズのESPカスタム、ジャックはピュアトーンジャックです。
トーンにスイッチポットを使ってこれで並列と直列の切り替えが出来るようにしています。並列時のコントロールは普通のジャズベと同じですが直列時はフロントボリュームがマスターボリュームとなります。
(国産のミリ規格のポットからインチ規格のポットへ交換したのでコントロールパネルの穴は拡げています)

大雑把な図ですがこれが並列と直列を切り替えるスイッチの配線図です。詳しくは『ジャズベ ターボ配線』とかでグーグル先生に聞いてください。
前回フロントピックアップのシールド線をコールドとは別に出した訳ですが、こうしておかないと直列時にノイズが入るのがお分かりでしょうか?

今回も弦は頑固弦をご指名いただきました。
( ´∀`)ノ アリガトウゴザイマス
※2022年9月26日追記・現在は頑固弦の取り扱いを休止しております。

スケールが34インチなら切らなくても実に丁度良い長さです。若干の余裕がありますので裏通しでも問題なさそうです。
ただロトマチックタイプのペグでポストの径が細い場合は少し切った方が良いかと思います。

弦高等を調整して完成。こちら側からは見えませんがネックジョイントプレートは前回と同じくフリーダムカスタムギターリサーチのトーンシフトプレート3mmです。

ブリッジも前回と同じフェンダーのHiMassベースブリッジです。いかつい感じの見た目に仕上がりました。こちらもライブで活躍してくれそうです。ご依頼ありがとうございました。
littlestone5014 at 17:59|Permalink│Comments(0)










