2022年05月
2022年05月27日
ゴダン セッションカスタム59 カスタマイズ編・その4
さてさてゴダンの魔改造その2はサスティニアックの搭載です。
皆さんよくご存じかと思いますがアンプからのフィードバックが無くとも手元で超ロングトーンを自在に操る事ができると言う、いかにも男の子が好きそうなデバイスです。こういう飛び道具が仕込まれたギターはワクワクしますね。
今回搭載するのはサスティニアックのステルスプロというモデルです。
こちらのリンク先で解説されていますのでご覧になってみてください。(Byアポロンミュージック様)

こちらが付属の説明書。図で見るとシンプルですが実際の配線作業はなかなか大変です。

さらに今回はキルスイッチも搭載します。
スイッチ類が増えるのでどこにどれを付けようか悩みましたがご依頼主様との協議の結果「元々のブースタースイッチの所にサスティニアックのモード切替スイッチ、その横にキルスイッチ、赤丸の所にON/OFFスイッチを付けましょう」となりました。

リヤピックアップも交換です。セイモアダンカンのハイパワーピックアップLittle59を搭載します。サスティニアックが良く効きそうですね。

これが肝のサスティニアックのドライバーユニット(兼フロントピックアップ)です。
リヤピックアップが拾った信号はこのドライバーユニットに送られ弦を再び振動させます。そしてそれをリヤピックアップが拾ってまたドライバーユニットへ…という無限ループで延々とサステインが得られます。

裏側は普通のピックアップとは見た目がぜんぜん違いますね。

外観はハムですがこうして見ると中身はシングルサイズで片側のカバーはダミーです。
実質シングルですが基板側の配線でブースト&高域カットが可能ですので聴感上はハムっぽいサウンドにもできます。(今回はとりあえずシングル的サウンドになるように配線)

スイッチ類を取り付けていざ配線。緊張感が高まります。
(´・ω・`;) ヤリマスカネ…

電池を使うデバイスの配線はプレッシャーとの戦いです。
配線ミスは動作不良のみならずユニットの破損に繋がるかも知れないのでいつも胃が痛くなります。もうただただ苦行。(トーンのポットはスペースを少しでも稼ぐためにミニサイズにしています)

配線図を確認しながら慎重に1本ずつ確実に配線していきます。スペースがギリギリなので基板を納める部分を考えながら配線を取り回します。
限られたスペースに確実に収めつつ、その後のメンテナンス性も考慮した配線の余裕も必要ですが取説にはそこまで書かれていませんのでこれまでの経験だけが頼りです。(続く)
皆さんよくご存じかと思いますがアンプからのフィードバックが無くとも手元で超ロングトーンを自在に操る事ができると言う、いかにも男の子が好きそうなデバイスです。こういう飛び道具が仕込まれたギターはワクワクしますね。
今回搭載するのはサスティニアックのステルスプロというモデルです。

こちらが付属の説明書。図で見るとシンプルですが実際の配線作業はなかなか大変です。

さらに今回はキルスイッチも搭載します。
スイッチ類が増えるのでどこにどれを付けようか悩みましたがご依頼主様との協議の結果「元々のブースタースイッチの所にサスティニアックのモード切替スイッチ、その横にキルスイッチ、赤丸の所にON/OFFスイッチを付けましょう」となりました。

リヤピックアップも交換です。セイモアダンカンのハイパワーピックアップLittle59を搭載します。サスティニアックが良く効きそうですね。

これが肝のサスティニアックのドライバーユニット(兼フロントピックアップ)です。
リヤピックアップが拾った信号はこのドライバーユニットに送られ弦を再び振動させます。そしてそれをリヤピックアップが拾ってまたドライバーユニットへ…という無限ループで延々とサステインが得られます。

裏側は普通のピックアップとは見た目がぜんぜん違いますね。

外観はハムですがこうして見ると中身はシングルサイズで片側のカバーはダミーです。
実質シングルですが基板側の配線でブースト&高域カットが可能ですので聴感上はハムっぽいサウンドにもできます。(今回はとりあえずシングル的サウンドになるように配線)

スイッチ類を取り付けていざ配線。緊張感が高まります。
(´・ω・`;) ヤリマスカネ…

電池を使うデバイスの配線はプレッシャーとの戦いです。
配線ミスは動作不良のみならずユニットの破損に繋がるかも知れないのでいつも胃が痛くなります。もうただただ苦行。(トーンのポットはスペースを少しでも稼ぐためにミニサイズにしています)

配線図を確認しながら慎重に1本ずつ確実に配線していきます。スペースがギリギリなので基板を納める部分を考えながら配線を取り回します。
限られたスペースに確実に収めつつ、その後のメンテナンス性も考慮した配線の余裕も必要ですが取説にはそこまで書かれていませんのでこれまでの経験だけが頼りです。(続く)
littlestone5014 at 19:59|Permalink│Comments(0)
2022年05月04日
ゴダン セッションカスタム59 カスタマイズ編・その3
前回スプリングキャビティの増設とコントロールキャビティを拡張したゴダン。次の作業は電池ボックスの取り付けです。さてさてどこに付けましょう。
(;'-' )ドコガイイカナ

軽量化のためかホロウ効果を狙ってか分かりませんがボディに大きめのスペースがあります。
今回の電池ボックスがギリギリ収まるスペースがあるのできっとここへ付けろという神の啓示に違いありません。
ホンマカ? ( ´・ω・)σ)ω・`) タブン

しかし裏側からこのスペースを正確に狙ってザグるのは難しいです。そこで説明書に書いてある寸法図を元に同寸の紙型を切り出しました。

これをここへ敷いて位置決めの目打ちを施します。えぇ、だいたいご想像の通りです。

こちら側から反対側までドリルを貫通させます。捨て木を下敷きにしますがそれでもドリルが貫通する時に塗装がチップする可能性もありますので実際にザグる範囲より内側に開けます。

これを目安に位置を決めます。今思うと対角線の2つを開けるだけでも良かったですね。

こちらもアクリル定規をガイドにしてトリマーでくり抜きます。

ほぼ狙った場所に開ける事が出来ました。

スプリングキャビティとコントロールキャビティが近くにあるのでそれらと並行に並ぶように取り付けると見た目のバランスも良いと思います。(コントロールキャビティには導電塗料、スプリングキャビティにはオイルフィニッシュ用のオイルを塗っています)

GOTOHの電池ボックスはその構造上リード線の付け根が断線しやすい欠点がありますがここをテープで止めておくと切れにくくなります。(使っているのはグラスファイバーで補強されたアルミテープ。少々の事では破れません)

さて次回はこれの組み込みです!(続く)
(;'-' )ドコガイイカナ

軽量化のためかホロウ効果を狙ってか分かりませんがボディに大きめのスペースがあります。
今回の電池ボックスがギリギリ収まるスペースがあるのできっとここへ付けろという神の啓示に違いありません。
ホンマカ? ( ´・ω・)σ)ω・`) タブン

しかし裏側からこのスペースを正確に狙ってザグるのは難しいです。そこで説明書に書いてある寸法図を元に同寸の紙型を切り出しました。

これをここへ敷いて位置決めの目打ちを施します。えぇ、だいたいご想像の通りです。

こちら側から反対側までドリルを貫通させます。捨て木を下敷きにしますがそれでもドリルが貫通する時に塗装がチップする可能性もありますので実際にザグる範囲より内側に開けます。

これを目安に位置を決めます。今思うと対角線の2つを開けるだけでも良かったですね。

こちらもアクリル定規をガイドにしてトリマーでくり抜きます。

ほぼ狙った場所に開ける事が出来ました。

スプリングキャビティとコントロールキャビティが近くにあるのでそれらと並行に並ぶように取り付けると見た目のバランスも良いと思います。(コントロールキャビティには導電塗料、スプリングキャビティにはオイルフィニッシュ用のオイルを塗っています)

GOTOHの電池ボックスはその構造上リード線の付け根が断線しやすい欠点がありますがここをテープで止めておくと切れにくくなります。(使っているのはグラスファイバーで補強されたアルミテープ。少々の事では破れません)

さて次回はこれの組み込みです!(続く)
littlestone5014 at 18:21|Permalink│Comments(0)










