台風が過ぎ去った北九州は急に涼しくなりました。朝と夜はちょっと寒いくらいですね。いきなり秋になったようです。
ｽｽﾞｼｸﾅｯﾀﾈ!( ＞▽＜)　(´▽｀*) ﾈｰ

秋の気配を感じながらブログの更新です。

今日はこちらのギブソンフライングV。60年後期型のリイシューモデルです。以前フレットのすり合わせのご依頼をいただいたのですが今回はピックアップの交換と…


ヘッド形状のリシェイプのご依頼をいただきました。60年後期型の特徴である尖ったアローヘッドをメダリオン風の丸っこいヘッドにします。

当然の事ながらこの加工を施すと元に戻すのは非常に困難ですし、いざ売却するとなった時にはリセールバリューも落ちます。その事を事前に説明しましてしばらくの期間じっくり検討していただきましたが「それでも！」とご依頼をいただきました。


GOサインが出たからには後には退けません。ひとまずざっくり切り出した紙型を当ててカットラインをイメージ。これぐらい切ってしまいます。


先端をノコで切り落としました。


角も落として多角形にしていきます。マホガニーなのでサクサク切れました。（塗装が落ちないように表と裏の両方からノコを入れてます）


それをヤスリで丸く整えていきます。こんな感じでいいかな？


着色に備えてサンディングシーラーを塗って目止めをしておきます。塗装の設備がありませんので大した事は出来ませんが目立たないくらいにはしようと思います。


さてサンディングシーラーが乾燥するまでの間にピックアップの交換をしましょう。（続く）

もう9月ですね。北九州は昨日から雨で風が涼しく感じます。先月は猛暑日が続いて本当に体に堪える暑さでした。
ｱﾂｶｯﾀﾈ ( ; -᷄ ω-᷅) (•д•`; )ﾈｰ

さて前回フレット交換が終わったキャッツアイは次の作業です。ギターケースからうっかり転げ落ちてそれから4弦ペグが回りにくくなったそうです。

当初お話をお伺いした時はペグのシャフトが曲がってるのかと思ったのですが実際に見てみますとワッシャーが潰れているだけのようです。


ペグボタンを外してワッシャーを確認すると潰れて一部は欠損していましたので新品に交換します。

このワッシャーはナイロン製なので柔らかくて潰れやすいのですがこういう時は衝撃を逃がしてくれるので好都合です。


無事に復活。今回はとても幸運な事にペグ本体に損傷はありませんでした。


弦には当店で取り扱っておりますSIT弦をご指定くださいました。普段はダダリオをお使いだそうですがこちらも負けず劣らずの品質です。


弦を張ったらナットの弦溝を微調整します。


出来上がりました。ご依頼ありがとうございます。
٩(*´꒳`*)۶



こちらは地元のシンガーソングライター塚崎ヒ〼ユキさんのギターでした。

9月17日には博多のライブハウスlivespace ZEROでワンマンライブが予定されています。ご都合の合う方はどうぞよろしくお願いいたします。
(ㅅ´ ˘ `)