2023年02月
2023年02月17日
バッカス テレマスター カスタマイズ編・その2
毎日忙しくて以前に比べてブログの更新も滞りがちですが隙間時間に少しずつ記事を書いております。おかげさまでランキングでもけっこう上位に入るようになりました。ゆるゆるなブログですが読んでくださる方々には感謝感謝であります。

さてさて前回フレットを抜いたテレマスターは指板修正です。今回は修正と併せて指板Rの変更もご依頼いただいております。
それまでの12Rから14Rへ変更します。14Rのゲージを当てると両端に隙間が見えるのがお分かりかと思います。ここから研磨して14Rへ持っていきます。

途中経過。12Rのゲージを当てると中央に隙間が出来ていますので平らに近づいていってるのが分かります。
しかしこのローステッドメイプルという素材なかなか思うように削れてくれません。研磨粉ですぐ紙ヤスリの目が詰まってしまいます。掃除機で吸い取りながらですが掃除機のフィルターもすぐ詰まるので粉塵が非常に細かいようです。
(ご依頼主様の見立てでは「加熱する事で細胞間の結合が弱くなっているのでは?」との事。なるほど確かに!脆いのにも合点がいきます)

ほとほと困ってあれこれ調べていると目が詰まりにくい紙ヤスリを発見しました。スーパーアシレックスという製品でプラモの世界ではかなり有名な紙ヤスリのようです。(※基材が紙でないので厳密には紙ヤスリじゃなくて研磨布)

これの360番で切削したところスムーズに進行。すごいぞスーパーアシレックス!

このあと同製品の600番で研磨したのちにオイルフィニッシュ用のオイルを摺り込みます。

数日乾燥させたのちにフレットを打ち込んでいきます。国産のニッケルシルバーでジャンボサイズがご指定です。
近年ジャンボフレットを打ったギターはあまり見かけなくなりましたがビブラートやチョーキングが掛けやすく、スライド時にも指が引っ掛かりにくいので意外におすすめなのです。(あと見た目がゴツくてかっこいい)

脆いのが分かったので割れないように慎重に打ち込んでいきます。画像ではさっぱり分かりませんが溝の入り口を僅かにV字に広げています。

割れる事なくすべて打ち終わりました。すり合わせをしてフレットと指板のエッジを丸めてネックは完成。次回はピックガードの制作です。(続く)

さてさて前回フレットを抜いたテレマスターは指板修正です。今回は修正と併せて指板Rの変更もご依頼いただいております。
それまでの12Rから14Rへ変更します。14Rのゲージを当てると両端に隙間が見えるのがお分かりかと思います。ここから研磨して14Rへ持っていきます。

途中経過。12Rのゲージを当てると中央に隙間が出来ていますので平らに近づいていってるのが分かります。
しかしこのローステッドメイプルという素材なかなか思うように削れてくれません。研磨粉ですぐ紙ヤスリの目が詰まってしまいます。掃除機で吸い取りながらですが掃除機のフィルターもすぐ詰まるので粉塵が非常に細かいようです。
(ご依頼主様の見立てでは「加熱する事で細胞間の結合が弱くなっているのでは?」との事。なるほど確かに!脆いのにも合点がいきます)

ほとほと困ってあれこれ調べていると目が詰まりにくい紙ヤスリを発見しました。スーパーアシレックスという製品でプラモの世界ではかなり有名な紙ヤスリのようです。(※基材が紙でないので厳密には紙ヤスリじゃなくて研磨布)

これの360番で切削したところスムーズに進行。すごいぞスーパーアシレックス!

このあと同製品の600番で研磨したのちにオイルフィニッシュ用のオイルを摺り込みます。

数日乾燥させたのちにフレットを打ち込んでいきます。国産のニッケルシルバーでジャンボサイズがご指定です。
近年ジャンボフレットを打ったギターはあまり見かけなくなりましたがビブラートやチョーキングが掛けやすく、スライド時にも指が引っ掛かりにくいので意外におすすめなのです。(あと見た目がゴツくてかっこいい)

脆いのが分かったので割れないように慎重に打ち込んでいきます。画像ではさっぱり分かりませんが溝の入り口を僅かにV字に広げています。

割れる事なくすべて打ち終わりました。すり合わせをしてフレットと指板のエッジを丸めてネックは完成。次回はピックガードの制作です。(続く)
littlestone5014 at 19:55|Permalink│Comments(0)










