EVHピックアップ交換編・その2。│ヤマハCPXピックアップ交換編・その2。

2020年08月23日

ヤマハCPXピックアップ交換編・その1。

修理や改造も仕事ですが弾きにくいというギターの点検調整もたいへん多くのご依頼をいただきます。特に弦高に関わるご相談は本当に多いです。
KIMG5139
今日はそんなヤマハのエレアコCPXです。弦高が高く弾きにくいとの事で調整のご依頼をいただきました。

KIMG5140
点検してみるとネックに目立つ反りやハイ起きは見受けられませんでした。

トラスロッドも適切に締められていましたので今回はナットの弦溝をギリギリまで落としてみます。ローポジションでのプレイヤビリティを向上させるにはナットの弦溝の調整が効果的です。

KIMG5142
サドルはかなり低く削られていてここで弦高を下げるのは困難なので今回は手を加えません。

サドルがあまりに低いとこの下に敷かれているピエゾに十分なテンション(※ここで言ってるテンションとはサドルへの圧力)を加える事が出来ないのです。

音が小さい、音量バランスが悪い、ノイズが目立つなどはテンション不足が原因である事が多いです。

KIMG5145
一応モニターに繋いで確認するとまったく音が出ません。

電池を交換してもダメで、「もしかして…」とピエゾを取り出すと断線してました。
Σ( ̄□ ̄lll ドウシマショ

KIMG5144
ここで完全に断線しています。このタイプのピエゾの一番弱い所で繋ぎ直すのはほぼ不可能です。

KIMG5143
お客さんに破損している事をお伝えしましたところ交換作業も併せてご依頼いただきました。
m(_ _"m) アリガトウゴザイマス

KIMG5178
という事でヤマハの純正交換部品を前職場のM楽器店(ヤマハ特約店)に手配してもらいました。仕様変更したのかピエゾの色が変わっていますが互換性があります。

KIMG5179
なぜかコネクターが付いていないので元のピエゾからコネクターを流用します。ピンに抜け止めのカエシがあるので細いマイナスドライバーでこれを中へ押し戻します。

(※推測:おそらく現行品は表からピエゾの配線を通して、その後でコネクターを付ける方法へ変更されていると思われます。配線穴の大きさを最小限に留める為ではないかと…)

KIMG5180
そーっと引っ張れば外せます。

KIMG5181
引っこんだカエシをまた起こして、逆接にならないように向きに注意して差し込めばOK。これをまた元通り装着して交換作業は完了です。

KIMG5182
配線を内部のクリップに手探りで引っ掛けましたがどうにも配線が突っ張ってます。

配線が短い訳でもないのにおかしいと鏡で内部を見るとクリップが(分かりにくいと思いますが)かなり遠い所にあります。

ここに引っ掛けると配線を引っ張ってまた断線しそうなので今回はこのクリップは使わない事にします。

KIMG5186
と言ってそのままプラプラさせるのもよろしくないので今回はジャックのケーブルに沿わせておきます。(続く)


littlestone5014 at 19:25│Comments(0)

コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
EVHピックアップ交換編・その2。│ヤマハCPXピックアップ交換編・その2。