ギブソン SG カスタマイズ編・その4テレキャスターデラックス ピックアップ交換編・その2

2021年09月04日

テレキャスターデラックス ピックアップ交換編・その1

9月になりました。日が落ちるのも早くなりましたね。いくらか暑さも和らいで秋の気配を感じます。
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秋の気配を感じながらブログの更新です。今回はこちらのテレキャスターデラックスのリヤピックアップを交換します。

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交換するピックアップはCuNiFe(クニフェ)ワイドレンジハムバッカーです。

70年代のテレキャスターデラックスやテレキャスターカスタムに搭載されていましたがずっと生産停止になっていました。昨年待望の復刻となり今年に入ったくらいから取り付けのご依頼が多いピックアップです。

詳しくはこちらのリンクからどうぞ。

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これと併せてコントロール周りも変更します。PU切り替えのトグルスイッチの位置が使いにくいとの事でフロントのトーンを撤去してそこへ移動させます。トーンはリヤのトーンをマスタートーンにします。

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ここ数年だと思うのですが生産効率向上を図ってかスムーステーパーが基板化されてますね。

ポットの2番端子と3番端子の間に抵抗とコンデンサーを一つずつ並列に繋ぐのが通常のスムーステーパーの配線ですが、抵抗が直列に一つ追加されているのが興味深い所です。

どういう狙いでこういう配線なのかは不明ですがこっちの方が更にスムーズにボリュームが可変するとかでしょうか?
(。-`ω-ก)ウーム…

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CuNiFeのワイドレンジハムバッカーは普通のワイドレンジハムバッカーよりサイズが大きいのでピックガードとボディをザグる必要があります。ピックガードに乗っているパーツを一旦すべて外しておきます。

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アクリル定規をテンプレートにしてトリマーで一気に拡げます。道具の準備と後片付けが億劫ですが手作業よりはるかに短時間でしかも綺麗に仕上がります。

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最近になってポリカ板で自作したダストガードを取り付けて作業するようにしました。これで切りくずの飛散がかなり抑えられます。

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次はボディ側です。横方向は余裕がありましたので前側だけ拡げます。

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ダストガードのおかげで木くずは外に飛び散らずに中に残ります。あとはこれを掃除機で吸い取るだけ。(お店には専用の工作スペースがありませんので木くずが飛び散るとその後の掃除がとにかく大変なんです)

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ラッカー塗装で気を遣うのがテンプレート固定用の両面テープです。

作業中に動くのは困りますが粘着の強い両面テープは作業のあとテンプレートを剥がす時に塗装まで剥がれる事があります。

色々試して最近はこの両面テープを愛用しています。粘着は弱いのですが多めに貼る事でしっかり固定できて剥がす時も楽で重宝しています。(それでも古いラッカーの場合は細心の注意が求められます)

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こちらが切削後です。これで十分収めるスペースが確保出来ました。

今回のピックアップはアンポッティングなんですが結構歪ませて弾く事もあるそうで少しでもハウリング対策になればと前側しかザグっていません。ピックアップの後ろ側をキャビティの壁に接触させて極力ピックアップが揺れないようにすればいくらかハウリングしにくいかも知れません。ポッティングは断線のリスクもありますので最後の手段と考えています。(続く)


littlestone5014 at 18:32│Comments(0)

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